中高生の矯正治療

中学生/高校生の矯正治療とは?

中学生/高校生の矯正治療とは?

中学生・高校生の矯正治療は、思春期特有の環境やニーズに合わせたアプローチで行います。

使用する矯正装置は成人とほぼ同じですが、治療期間や方法はお一人おひとりの成長段階や生活スタイルによって異なる場合があります。
この時期は、人前に立つ機会が増え、見た目への意識も高まる時期。歯並びを整えることで、笑顔に自信が持てるようになり、自己肯定感の向上にもつながります。

また、学校生活は比較的規則的で通院スケジュールも立てやすく、治療が進めやすい環境といえます。

さらに、矯正治療を通して口腔ケアへの意識が高まり、将来的な虫歯・歯周病予防にもつながることも大きなメリットです。
若い時期は代謝も活発で、歯の移動もスムーズに進みやすいため、成人矯正に比べて治療期間や負担を抑えられる場合もあります。
中高生のうちに矯正治療を行うことは、見た目や噛み合わせの改善だけでなく、将来にわたってお口の健康を守る第一歩となります。

中学生/高校生の矯正の
メリット・デメリット

メリット

  • 成人よりも治療期間が短くなる場合がある
  • 口腔内環境が改善し、虫歯や歯周病の予防につながる
  • 噛み合わせと見た目の改善により、笑顔や自己肯定感が向上する

デメリット

  • 装置によっては見た目が気になることがある
  • 治療中は痛みや違和感を伴うことがある
  • ケアを怠ると虫歯や歯周病のリスクが高まる
  • 治療には長期間を要する場合がある
  • 自費治療のため、費用負担が大きくなることがある

中学生/高校生の矯正で
使用する矯正装置

マウスピース矯正(インビザライン)

マウスピース矯正(インビザライン)

マウスピース型の矯正装置を1~2週間ごとに交換し、少しずつ歯を動かしていく治療法です。

1日あたり20~22時間の装着が推奨されており、比較的軽度~中程度の症例に適しています。
目立ちにくく、取り外しも可能なため、ライフスタイルに合わせやすいのが特長です。

詳しく見る

表側ワイヤー矯正

表側ワイヤー矯正

歯の表面にブラケットとワイヤーを装着し、力を加えながら歯を動かす一般的な矯正方法です。

唇側に装置があるため見えやすい反面、装置の管理やトラブル時の対応が比較的容易です。
幅広い症例に対応できる、信頼性の高い治療法です。

詳しく見る

ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正

上顎に舌側装置、下顎に表側装置を用いる矯正方法です。

上顎の装置は外から見えにくく審美性に優れ、下顎の装置は舌への違和感が少なく快適です。
見た目と快適さのバランスを重視される方におすすめで、ほとんどの症例に対応可能です。

フルリンガル矯正

フルリンガル矯正

上下の歯すべてに舌側(裏側)装置を装着する矯正方法です。

正面からは装置がほとんど見えないため、審美性に非常に優れています。
症例によっては表側の一部に透明な装置を使用することがあります。多くのケースで対応可能です。

中学生/高校生の矯正の流れ

STEP01

初診カウンセリング
(約1時間)

まずは、患者様のお悩みやご希望を丁寧にお伺いします。
歯並びを整えたい理由、現在のお困りごと、理想の仕上がりなどをお気軽にお話しください。
口腔内の診査や写真撮影を行い、現状を把握した上で、治療方法・期間・費用の目安についてわかりやすくご説明いたします。

必要に応じて
一般歯科治療をご案内します

矯正治療を開始するには、虫歯や歯周病などが治療済みであることが望ましいです。
必要な場合は、信頼できる提携医院をご紹介し、先に一般歯科治療を受けていただきます。

STEP02

精密検査(約30分)

精密な検査を通して、最適な治療計画を立てています。
レントゲン撮影、口腔内写真、歯型の採取などを行い、歯並びや噛み合わせの状態を詳細に分析。
当院では被ばく量の少ないデジタルレントゲンを導入しており、撮影した画像をその場で確認しています。

STEP03

診断(約1時間)

検査結果をもとに、歯並びや噛み合わせの状態を総合的に判断し、最適な治療方法をご提案します。
選択肢が複数ある場合やご希望との違いがある場合も、十分にお話を伺いながら、一緒に治療方針を決めていきます。
ご納得いただいた後、具体的なスケジュールや費用について詳しくご案内します。

STEP04

治療(1~2年程度)

当院では、毎回の処置前にその日の内容をご説明します。
口腔内写真やレントゲン、カメラ映像などを活用し、治療の進み具合やお口の状態をわかりやすく共有しながら進めていきます。

STEP05

中間検査
(治療開始から半年~
1年程度のタイミング)

中間検査では、治療目標に対する進捗を確認し、計画の見直しが必要かどうかを判断します。
初診時からの変化を一緒に確認しながら、今後の方針を再確認します。
補綴治療が必要な場合は、提携先の医師と連携し、スムーズに治療が進むようサポートします。

STEP06

終了時検査

治療終了時には、最終検査を行い、歯並びや噛み合わせ、治療目標の達成度状況を確認します。
初診時からの変化を実感していただき、今後のセルフケアの重要性や保定についても改めてご説明します。
補綴治療が必要な場合は、提携先と連携し、適切な補綴計画を立てさせていただきます。

STEP07

保定と定期検診
(2年程度)

歯の移動が完了したら、矯正装置を取り外します。
その後、歯が元の位置に戻らないようにリテーナー(保定装置)を装着し、歯並びを安定させます。
保定期間中は、3~6ヶ月に一度ご来院いただき、歯並びや噛み合わせのチェック、口腔内クリーニングなどを行います。

保護者の方へ:
よくあるご質問(Q&A)

部活や習い事をしていても、矯正治療はできますか?

はい、ほとんどの場合は問題なく治療を進められます。
マウスピース矯正は取り外しができるため、吹奏楽やスポーツをされるお子様にも適しています。
ワイヤー矯正でも、慣れてくると違和感が減り、日常生活に支障はほとんどありません。

痛みはありますか?学校生活に影響しませんか?

装置を装着した直後や調整後に、軽い痛みや違和感が出る場合がありますが、通常は数日で慣れていきます。
痛みが強い場合は食事をやわらかいものにするなどの工夫で乗り切ることができます。
学校生活への大きな影響はほとんどありません。

どれくらい通院が必要ですか?

通常は3~6週間に1度のペースでご来院いただきます。
忙しい学生生活に配慮して、土曜や夕方の予約枠もご用意しています。

中高生のうちに矯正を始めるメリットは何ですか?

成長期の終盤である中高生は、代謝が活発で細胞の回復力も高いため、比較的スムーズに歯が動きやすいとされています。
(※顎の成長ではなく、歯の移動効率という観点です)

症例によっては、成人矯正よりも治療期間が短く済んだり、費用が抑えられるケースもあります。
また、早いうちから美しい歯並びを手に入れることで、思春期の自信にもつながります。

学校生活と両立しやすい
矯正装置

中高生は人前に出る機会も多いため、目立ちにくい装置を希望される方も増えています。
当院では、以下のような審美性に配慮した装置もご提案しています。

マウスピース矯正(インビザライン)

マウスピース矯正(インビザライン)

透明で目立ちにくく、取り外しも可能。イベントや食事の時も快適。

詳しく見る

クリアブラケット+ホワイトワイヤー

従来のワイヤー矯正でも、装置の色を歯に近いものに変更することで、見た目の違和感が軽減されます。

ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正

上の歯は裏側、下の歯は表側に装置を付けることで、審美性と快適さのバランスを実現。
お子様のライフスタイルやご希望に合わせて、最適な装置をご提案いたします。

top
0962456480 WEB予約 診療時間 駐車場のご案内
診療時間
診療時間
9:00~13:00
14:00~18:00

...一部休診(詳しくは予約ページからご確認ください)

駐車場